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ギター独奏を折り紙に例えると

たまには内容のない記事でも。

 

ギターに限りませんが、独奏というのはとても制約が多い表現方法です。

 

楽器が1つだけなので同時に鳴らせる音の数に限度がありますし(ピアノは例外的にペダルを使うと理論上は鍵盤の数だけ音が出せますが・・・)、音色の幅も小さいです。

 

オーケストラのようにたくさんの種類と数の楽器を使った方が、同時に鳴らせる音の数は多くなり、使える音の高さも広がり、音色の幅も無限大になります。

 

それでも独奏には魅力があって、だから世の中には独奏に取り組む奏者が無数にいて、独奏のコンサートや音源も無数に存在しています。

 

 

では、独奏の魅力とは何なのか。

 

 

これは、折り紙で例えると一枚折りに相当するのではないかと。

 

ここからはクラシックギターに限った話をしていきますが、クラシックギター独奏の場合、6本の弦のうち一番低い弦を通常よりも低い音にチューニングして弾くことがあります。

こうすると、その分音域が低い方に少し広がることになります。

これは、折り紙で例えるなら一枚折りですが、紙を長方形にしたようなイメージになります。

 

 

さらに、6本の弦すべての音を特定の曲専用にチューニングする場合もあります。

 

これは、折り紙でいうとハサミで紙に切れ込みをいれるくらいの行動です。

 

 

で、独奏ではなくギター2台以上となると、これはユニット折り紙に相当します。

 

 

折り紙の世界など、まさにハサミを使ったり複数の紙を組み合わせたりした方が表現の幅が無限になるはず。にも関わらず、ドラゴンのように非常に複雑な形を1枚の正方形の紙から織り上げてしまう方がいます。

 

そして、そうして折り上げられた作品には独特の魅力があります。

 

 

たぶん、1枚で折る方は1枚とい制約の中で創造性を発揮するのが楽しいはずで、そして見る方もまた、1枚の紙から作られているという現実離れした事実から受け取る何かがあるのだと思います。

 

音楽もこれに近い世界があるのかなと思います。

 

 

 

折り紙以外でも例えられるものがあるなと思っていて、それは絵画です。

 

ギター合奏が巨大なキャンパスに自由な色使いで描かれた絵だとしたら、ギター独奏は、紙の大きさがかなり限られていて、使える色も一色だけという状態に近いです。

 

水墨画のように、線の濃淡が非常に重要となる世界。

 

 

和音の内声(同時に鳴っている音の中で、一番高い音でも一番低い音でもない音)をメロディーとして浮き立たせる作業は、その部分の色を濃くするようなもの。

 

 

こんなイメージを持っておくと、独奏で立体感のある演奏をすることにつながるのではないか。

 

そんなことを最近考えています。

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