洗足学園音楽大学(洗足音大)には、オリジナルの和声学テキストがあります。
これは、洗足オンラインスクールというシステムに準拠しています。無料で使えるので、独学の方には特におすすめです。
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https://www.senzoku-online.jp/wasei/
それは良いのですが、和声学の授業です。
洗足音大の和声学の授業は、こんな構成になっています。(なお、シラバスは一般に公開されています:http://www.senzoku.ac.jp/music/about/data.html)
・音楽分析基礎講座
・和声学Ⅰ
・和声学Ⅱ
・和声学Ⅲ
・和声学Ⅳ
・和声学Ⅴ
これを、半期ずつ、普通は3年かけて学ぶのですが、私の場合大学院で2年間しかないので、和声学Ⅱ以降を履修しています。
それで、一応教科書としては冒頭でお話ししたオリジナルのテキスト
・和声学課題集Ⅰ,Ⅱ
が指定されているのですが、どうやら、使う先生と使わない先生がいらっしゃるようです。
昨年はテキストの執筆者の一人でもある先生が担当の授業で、毎回テキストを使用したのですが、今年は別の先生で、今のところ毎回プリントが配られています。
だから良い、だから悪いという話ではなく、必ず使うわけではないんだなあと思っただけなのですが。
テキストに沿った授業は対応する問題が見つけやすいので復習がしやすいというのが利点ですが、テキストの課題は必ず2分の2拍子、8小節になっていて単調だという難点もあります。(試験では別の拍子や小節数の問題が普通に出題されます)
一長一短ありますから、授業に合わせて上手に勉強の仕方を考えていきたいと思います。