昨日は大萩康司先生の特別レッスンがありました。
特別レッスンというと、コースによっては生徒を選抜して行っているかと思うのですが、ギターコースは学部と院合わせて6名しかいないため、全員がレッスンを受講することができます。
他の生徒の方がレッスンを受けているところを見るのも大変勉強になります。
16時半にスタートして21時までという長丁場、毎回頭が下がります。
今回、私も含めてL.ブローウェルの音楽で受講した生徒が二人だったのですが、共通して指摘されたのは楽譜に書かれた指示を正確に守ることでした。当たり前のことではあるのですが、古典作品なら自然に収めてもよさそうなところを「フレーズが終わるまで音量に勝手に変化をつけない」など、現代音楽ならではのポイントがあるのだというのが分かりました。
ところで、昨日は院の授業として受講しているリュートのレッスンもありました。これも、人数の多いコースだと集団授業になるはずですが、ギターコースは人数が少ないため、個人レッスンになっています。
ここで左手の親指の使い方について教わったのですが、眼から鱗の内容でした。自分は親指を頻繁に移動させすぎていたかもしれないということと、ギターに応用した場合には、親指を移動させるタイミングについて色々と工夫できそうだなというのがあって、実りの多いレッスンでした。
昨日は特別レッスン、リュートのレッスンとどちらも新しい発見がありました。今後の練習にしっかり活かしていきたいと思います。
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