今日から、1日に1音だけ成長する楽曲を作ってみようと思います(記事を書きはじめてアップするまでの間に日が変わってしまうというミスが発生しましたが、投稿日を昨日にして誤魔化しました・・・)。
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※数字は指番号ではなく、音符を追加した順番
ルール
細かいことは何も決めていませんが、あまりガバガバだと後々混乱するので、ある程度のルールを定めておきたいと思います。
ルール1:1日に追加するのは1音とする
1音も追加せずに音の長さだけ変更するようなことはしません。また、「3音でできたモチーフが気に入ったから繰り返そう」と言って、一気に3音追加するようなこともしません。
音が1音追加された状態で、常に音楽が完結するようにします。
ルール2:音の長さは後から変更してもよい
1日目に設定した四分音符のドの音が、後から8分音符になるとか、そういうことは許容します。
序盤は音が少なすぎて拍という概念が存在しない状態でスタートすると思われますが、音数が増えていって4分の4拍子にしたくなるようなことが想定されるためです。
ルール3:音が発せられる順番は変更不可
1日目にド、2日目にレ、3日目にミを追加して、ドレミという音形を作ったとして、これを4日目にレドミという順番に置き換えるといったことはしません。
ルール4:音を追加する位置は後ろでなくともよい
例えば、ドレミの次にソを追加するとき、ドレミソとしてもよいですし、ソドレミやドソレミにしてもよいものとします。
また、ソをドと同じ位置に追加して、和音にするのも可とします。
ドレミの次にソを追加するとき、ミと同じ位置に追加して和音にするのも可とします。ただし、ミより前に遡って追加するのは不可とします(2021/7/6 訂正)。
企画のねらい
この企画のねらいですが、一つは、余分をそぎ落とすということです。
ギターはなまじ音が複数出せるので、編曲、作曲で音数を多くしたくなりがちですが、虚飾を取り払って残ったものこそ、真に美しいとも思います。
最初は1音から始まった音楽に対して、自分がどの段階で余計な手を加えたくなってしまうのか。そういうことを見つめてみたいと思いました。
もう一つが、1つの音としっかりと向き合う時間を作るということです。
短い時間で曲を一気に作り上げる場合、1音1音よりは、曲全体の構成であったり、音の流れといったものに目がいくと思います。一方、どんなに先に進みたくても1日に1音しか進めないのであれば、必然的に、すでに書かれた音と向き合う時間が長くなります。
今日ドを追加したとき、「次は後ろにミかな」と考えていても、実際に24時間経過するまでの間に、「いや、やはり和音でレを重ねよう」と考えが変わるかもしれません。
1つの音に対して、いろいろな可能性を模索できるのではないかと思うのです。
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