セゴビアスケールの楽譜で面白いものを見つけました。
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The Segovia Scales: Illustrated with Standard Notation, Tablature, and Fretboard Diagrams
英語ですが、教本ではないので分からない方でもあまり問題はないでしょう。
裏表紙に中身の説明が書かれているのですが、こちらの譜面では
・standard notation
・tablacture
・fretboard diagrams
を使っているとのこと。
standard notationは普通の五線譜、tablactureはタブ譜だと思いますが、fretboard diagramsとはなんぞやと。
気になってしまいますね。
レビューに写真を載せてくださっている方がいて、それと同じだとすれば(その方が持っているのが古い版のような書き方なので)、五線譜とタブ譜が並んだ楽譜がページの上部にあり、その下に、ギター12フレット分のイラスト(フレットボードダイアグラム)が描かれているようです。フレットボードダイアグラムは上りと下りで分かれていて、指番号とルート音(主音)が分かりやすく表現されています。
これもレビュー通りならですが、24のスケール以外に5度圏のイラストと、スケールの運指をパターン分けした一覧(例えばC majorとD majorは同じ運指といったことが分かる情報)も付いているようです。
また、五線譜には運指や弦の指定は書かれていなくて、左手の指番号はフレットボードダイアグラムを見ないと分からないようです。
そのため、クラシックギターというよりは、アコギを弾くのが好きで普段から五線譜よりもタブ譜に親しんでいるような方に向いているかもしれません。
普段五線譜中心の方には馴染みにくいかもしれませんが、24のスケールの運指をシステマチックに理解するのには役立ちそうです。
著者のはこの方です。
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Inevitable by Eduardo Martín – Performed by Sean Thrower – FC522 Travel Classical Guitar – YouTube
まだ注文はしていませんがカートには入れたので、いずれ実際に購入した場合には改めて感想を書きたいと思います。
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